こちらの記事の続きです。一晩経って成田空港に到着しました。状況は日々変化しているので、あくまで5月下旬時点での空港をお伝えしています。
成田空港に到着しました
チャンギ空港から成田行に乗り込んだ乗客は、4人家族が2〜3組、3人家族がひと組であとは1人のお客さんでした。全体で、7〜8組くらいでした。
・このエスカレーターの左側にトイレがあるので、PCR検査が長引いてもいいようにお手洗いを済ませる。
・質問票(前の記事終盤で配布されたもの)を用意しておく。
エスカレーターを下った先に、PCR検査場があります。
PCR検査場は他の乗客や検査従事者のプライバシー保護のためなのか、写真撮影禁止となっていました。
検査場では、検査従事者の皆さんはフェイスシールドとマスクを着用されており、なかなか緊張感のある場所になっていました。
ここで、搭乗前に配布された質問票を提出し、個人情報に関する同意書や自宅待機要請に関する同意書、LINE等の情報利用に関する同意書を記入することになります。
すべて手書きです(iPad等で入力させれば、毎回画面を消毒すれば誤入力もなくなるし、従事者の方のデータ入力作業も減るので、もっと効率化できると思うのですが…)。
ここでは、担当者の方に「家族全員分の同意書を記入」するように指示されたのですが、奥の方で同意書を提出するときには、「家族で一枚でいいよ」と言われました。
ここまで、人が少ないので全く並ぶことなくスムーズに進みました。
PCR検査を受けました
PCR検査は夫・私・次男・長男の順に受けました。
同意書を提出し、手荷物を椅子の上に置いたら即検査開始。
インフルエンザ検査とよく似ています。綿棒を鼻の奥に突っ込み、粘膜を採取するというものです。インフルエンザ検査と異なる点は、突っ込まれた先で5秒ほどグリグリされるところです。痛いというよりはくすぐったい感じです。
長男が検査に恐れをなして、検査場から逃げ出そうとしました。結局5人くらいに羽交い締めにされて、粘膜を採取されていました。
(ご迷惑をおかけして本当に申し訳有りませんでした…)
子どもの場合は大人ほどグリグリされていませんでした。
ただ動くと危ないので、小さいお子さんがいらっしゃる方は、しっかりと後ろからホールドしてあげてください。お医者さんからそのように指示をうけると思います。
検査後には手を消毒して、待機スペースに案内されます。
待機スペースでも、2m程度のパーソナルスペースが保たれるように椅子が置かれていました。
実は、我が家はこの検査場が混んでいる写真をネット上で見ていたので、シンガポールのDIYのお店でフェイスシールド(ひとつ約$3くらいです)を買っていきました。
備えあれば憂いなしとはいえ、今回の検査場の状況では必要なかったかもしれません。今後また状況は変わってくるとは思います。最新の情報(成田で何人陽性が出たかどうかはネットニュースでも公開されています)をご確認ください。
待機スペースからは質問表に記入した内容によって、案内されることが分かれます。
①レンタカー等が手配済で、自宅に帰る方(我が家はこちら)
PCR検査結果を待たずに成田空港を離れることができます。待機スペースにて、係の人の案内を待つことになります。
②自宅以外にて2週間隔離を行う方
PCR検査結果が出るまで、政府が手配したホテルにて待機することになります(1日〜2日かかるらしいです)。ホテルまでの移動はシャトルバスとなり、PCR検査を受けた後もしばらく待機スペースで案内されるまで待つことになるようです。
なお、成田空港の待機スペースにはパイプ椅子しかありませんでした。
ここまで、飲み物食べ物を買う場所がありませんでしたので、シンガポールで空港に来るまでに軽食を購入し、搭乗前に空のペットボトル等に給水することをオススメします。
(我が家はシャトレーゼで子ども用にどら焼きとバウムクーヘン、大人用にカロリーメイトを購入していきました。)
別送品申告(航空便や船便等で手荷物や預かり荷物以外に送った荷物がある方)がある場合、税関での手続きで時間がかかる傾向があるようで、係員の人から「別送品申告のある方はお先にどうぞ」と先に通されました。
我が家は引越し荷物があったため、別送品申告に当てはまり、先に案内を受けることができました。
レンタカー乗り場まで
PCR検査場〜入国審査〜預かり荷物の受け取り〜税関〜レンタカー受付、と係の人が案内してくれました。レンタカー会社の人と空港のドアを出るまで、その係の人に見届けられました。
おそらく、レンタカーを本当に借りるかどうか(公共交通機関を使用しないかどうか)チェックしていると思われます。
我が家は着陸から預かり荷物の受け取りまで3時間ほどかかるとネットの記事でみたので、8時半着の便でレンタカーを12時に予約していました。
実際には、9時頃には預かり荷物を受け取って出てこれたので、予約の時間より相当早くレンタカーのカウンターに到着してしまいました。
なので、係の人はいませんでしたが、備え付けの電話にて事情を説明すると、15分ほどで係の人が来てくれ、9時半から借りることができました。私達が借りたとき(5月下旬)は、他に借りる人も少なかったようなので、希望の車種をそのまま借りることができました。
ニッポンレンタカーは問題有りませんでしたが、他のレンタカー会社では、PCR検査結果で陰性が確定するまでは借りることができないところもあるので、事前にホームページ等で要確認です。
その後、何も連絡来ず
PCR検査結果の連絡が3日経っても来ないため、成田空港検疫所ホームページにある検査結果の問い合わせ先に、お問い合わせしてみました。
午前にメールをしたところ、午後には返信があり、家族全員の陰性が確認できました。
また、帰国後の健康状態のモニタリングが電話あるいはLINEで来るとのことでしたが、一切連絡は来ませんでした。
おわりに
以上、我が家の5月下旬に成田空港で体験したことをまとめました。
状況は日々変わると思いますので、あくまで我が家のいち体験記ということでご参考にしていただければと思います。
お子様連れのご家族の皆様、深夜の機内は本当に寒かったので、長袖長ズボン、インナーをしっかり着用の上、飛行機に臨んでください。